アジアの主要遺産比較

アンコール・ワット(カンボジア)とボロブドゥール寺院遺跡(インドネシア)の主な違いとして最も適切なものはどれか。

A.アンコール・ワットはヒンドゥー教寺院として建設されたが、ボロブドゥール寺院はイスラム教寺院として建設された。
✗ アンコール・ワットはヒンドゥー教寺院ですが、ボロブドゥール寺院はイスラム教ではなく仏教寺院です。インドネシアはイスラム教主流ですが、当時は仏教が信仰されていました。
B.アンコール・ワットはクメール王朝による12世紀の建設で、ボロブドゥール寺院はシャイレンドラ王朝による8~9世紀の建設である。← 正解
✓ 正解です。アンコール・ワットは12世紀スールヤヴァルマン2世の時代に建設され、ボロブドゥール寺院は8~9世紀シャイレンドラ王朝によって建設されました。時代と王朝が異なる重要な違いです。
C.アンコール・ワットは密林に完全に埋没していた時期があるが、ボロブドゥール寺院は常に利用され続けていた。
✗ 誤りです。アンコール・ワットは15世紀~19世紀に密林に覆われていましたが、ボロブドゥール寺院は火山灰で埋没した時期があります。両者の衰退プロセスが異なります。
D.アンコール・ワットは回廊構造が特徴だが、ボロブドゥール寺院はマンダラ配置の階段状構造が特徴である。
✗ 両者とも回廊構造を持ちますが、主な特徴の説明が逆です。ボロブドゥール寺院はマンダラ配置ですが、アンコール・ワットの回廊構造も重要な特徴です。説明が不完全です。

この問題のポイント

アンコール・ワットは12世紀スールヤヴァルマン2世の時代に建設され、ボロブドゥール寺院は8~9世紀シャイレンドラ王朝によって建設されました。時代と王朝が異なる重要な違いです。