日本の世界遺産比較問題
奈良の『古都奈良の文化財』と京都の『古都京都の文化財』の最大の違いはどれか。
A.奈良は寺院建築のみの登録であるのに対し、京都は神社も含まれている
✗ 奈良も京都も寺院と神社の両方が登録資産に含まれている。例えば奈良には春日大社(神社)、京都には伏見稲荷大社がある。
B.奈良の登録資産数は8件であるのに対し、京都は17件である
✗ 奈良は8件、京都は17件という数値は正確だが、この登録数の差が「最大の違い」ではなく、対象年代の違いが本質的な相違である。
C.奈良は8世紀の建造物が中心であるのに対し、京都は11~19世紀の多時代にわたる資産が対象← 正解
✓ 正解です。奈良は平城京遷都の8世紀(奈良時代)中心の建造物が主体であるのに対し、京都は平安遷都(794年)から明治維新までの約1100年間、11~19世紀にわたる多時代の文化資産が登録されている。
D.奈良は仏教文化のみを対象としているのに対し、京都はすべての宗教施設を対象としている
✗ 奈良も京都も仏教寺院と神社(神道)の両方が登録されており、宗教的対象範囲に大きな差はない。