社会福祉の基盤と専門職応用問題

社会福祉士が職場内で自分の価値観と相反する業務命令を受けた場合、倫理綱領に基づいてどのように対応することが求められるか、最も適切なものを選びなさい。

A.職場の命令には絶対服従が原則であり、倫理綱領よりも雇用契約上の義務を優先する。
✗ 倫理綱領は社会福祉士の行動規範であり、利用者の権利を脅かす命令には異議を唱える責任があります。絶対服従は誤りです。
B.利用者の権利擁護のために必要な場合は、所属機関に不当な命令の改善を求め、組織内での解決を図ることが倫理綱領上求められる。← 正解
✓ 正解です。日本社会福祉士会の倫理綱領では、不当な制度や命令に対して組織内外で改善を求めることが社会福祉士の責務とされています。
C.倫理的ジレンマが生じた場合は即座に退職し、問題から離脱することが正しい対応である。
✗ 倫理的問題に直面した場合、即時退職ではなく組織内での働きかけや改善努力が先に求められます。
D.倫理綱領は努力目標に過ぎないため、業務命令との矛盾があっても倫理綱領は考慮しなくてよい。
✗ 倫理綱領は単なる努力目標ではなく、専門職としての行動基準です。業務命令との矛盾があれば倫理的対応を検討する必要があります。

社会福祉士 の問題一覧