医薬品に共通する特性と基本的な知識応用問題
医薬品を食後に服用するよう指示されているにもかかわらず、空腹時(食前)に服用した場合、体内への影響として最も適切な記述はどれか。
A.胃の中に食物がないため、医薬品の吸収速度が常に低下し、効果が弱まる
✗ 空腹時は胃の排出速度が速まり吸収が促進される成分もあるため、「常に低下する」は誤りです。
B.食物がないことで胃粘膜への直接刺激が増し、消化器系の副作用が出やすくなる場合がある← 正解
✓ 正解です。食後服用の指示は胃粘膜保護の目的が多く、空腹時服用で消化器刺激症状が現れやすくなります。
C.空腹時服用では医薬品が腸に届かないため、全身作用を示す成分は吸収されない
✗ 吸収は主に小腸で行われており、食物の有無にかかわらず全身作用成分は吸収されます。
D.食前服用は服用タイミングに関係なく効果・副作用ともに変化しない
✗ 服用タイミングは吸収速度や胃腸への影響に大きく関わるため、「変化しない」は誤りです。