医薬品に共通する特性と基本的な知識応用問題

高齢者が若年成人と同じ用量の医薬品を服用した場合、体内動態はどのように変化する可能性が高いか。

A.肝機能・腎機能が低下していることが多く、医薬品の代謝・排泄が遅れて血中濃度が高まりやすい← 正解
✓ 正解です。高齢者は肝・腎機能低下により医薬品の分解・排泄が遅れ、血中濃度が上昇しやすく副作用リスクが増大します。
B.高齢者は体内酵素活性が高まるため、医薬品の代謝が促進されて効果が薄れやすい
✗ 高齢者では代謝酵素活性は一般的に低下するため、代謝促進は起こりにくいです。
C.腎機能の低下により医薬品の吸収が阻害され、血中濃度が若年者より低くなる
✗ 吸収は腸で行われ腎機能とは直接関係しません。腎機能低下は排泄遅延に影響します。
D.加齢による体脂肪の減少によって、脂溶性医薬品の分布容積が増大する
✗ 高齢者は体脂肪が増加傾向にあり、脂溶性薬物の分布容積はむしろ増大する場合があります。

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