主な医薬品とその作用比較問題
皮膚に用いる外用薬における「ステロイド性抗炎症成分」と「非ステロイド性抗炎症成分(NSAIDS)」の違いとして、最も適切なものはどれか。
A.ステロイド性抗炎症成分は細菌を直接殺菌する作用を持ち、非ステロイド性抗炎症成分は炎症を引き起こす物質の産生を抑える作用を持つ。
✗ ステロイド性抗炎症成分に直接的な殺菌作用はありません。作用機序の説明が誤っています。
B.ステロイド性抗炎症成分はウイルス性のかぜに有効であり、非ステロイド性抗炎症成分は細菌性の感染症にのみ有効である。
✗ ステロイド性・非ステロイド性抗炎症成分はいずれもウイルスや細菌を直接除去する薬ではなく、炎症を抑えるための薬です。
C.ステロイド性抗炎症成分はコルチゾールに類似した構造を持ち広範な抗炎症作用を示し、非ステロイド性抗炎症成分はプロスタグランジンの産生を抑えることで炎症・痛みを緩和する。← 正解
✓ 正解です。ステロイド性はコルチゾール類似構造で多様な抗炎症作用を持ち、非ステロイド性はプロスタグランジン産生抑制により鎮痛・抗炎症作用を発揮します。
D.ステロイド性抗炎症成分と非ステロイド性抗炎症成分はどちらも化学構造が同じであり、含有量のみが異なる。
✗ ステロイド性と非ステロイド性は化学構造が根本的に異なります。含有量の違いではありません。