子どもの食と栄養応用問題

母乳栄養で育てられている乳児に対してビタミンK2シロップが投与される主な理由として最も適切なものはどれか。

A.母乳にはカルシウムが不足しているため、骨の形成を補助するために投与する
✗ ビタミンK2はカルシウム代謝にも関与しますが、乳児への投与の主な目的は骨形成補助ではなく出血予防です。
B.母乳にはビタミンKが少なく、不足すると頭蓋内出血などビタミンK欠乏性出血症を引き起こすリスクがあるため← 正解
✓ 正解です。母乳中のビタミンK含量は少なく、欠乏すると新生児・乳児ビタミンK欠乏性出血症(頭蓋内出血など)のリスクがあるため投与されます。
C.母乳を飲む乳児は消化機能が未熟なため、消化を助ける目的で投与する
✗ ビタミンK2は消化を助ける消化酵素ではなく、血液凝固因子の生成に関与するビタミンです。
D.母乳栄養児は体重増加が緩やかなため、エネルギー補給を目的として投与する
✗ ビタミンK2にエネルギー補給の効果はありません。エネルギー補給が目的であれば別の栄養補助が検討されます。