基礎的な物理学および化学応用
可燃性液体Aの引火点が25℃、発火点が420℃であるとき、この液体を15℃の環境に放置した場合、液面上の蒸気が着火源に接触したときの挙動として正しいものはどれか。
A.液面上の蒸気濃度が爆発限界以下のため、着火源に接触しても燃焼しない
✗ 爆発限界以下の濃度であっても、蒸気が着火源に直接接触すれば燃焼する可能性がある。引火点の方が重要な判定基準である。
B.温度が引火点以下のため、着火源に接触しても燃焼しない← 正解
✓ 正解です。15℃は引火点25℃より低いため、液面上の蒸気は着火源に接触しても燃焼に必要な温度条件を満たさない。
C.発火点に達していないため、着火源がなくても自然発火する
✗ 発火点は着火源がなくても自然発火する温度であり、15℃という低温では発火点に達していないため、この表現は誤りである。
D.液体の温度そのものが低いため、どのような条件でも燃焼不可能である
✗ 液体の温度が低くても、引火点以上に加熱されれば燃焼可能である。絶対的に燃焼不可能ではない。
この問題のポイント
15℃は引火点25℃より低いため、液面上の蒸気は着火源に接触しても燃焼に必要な温度条件を満たさない。