危険物に関する法令応用問題
定期点検の実施が義務付けられている製造所等において、点検を実施したにもかかわらず記録を作成・保存しなかった場合に生じる問題として、最も適切なものはどれか。
A.点検記録の不保存は軽微な違反であり、口頭による注意指導のみで行政処分の対象にはならない。
✗ 定期点検記録の保存義務違反は消防法令違反であり、口頭注意のみにとどまる軽微な違反とはいえません。
B.消防法令違反となり、市町村長等から危険物の貯蔵・取扱いの停止命令を受ける可能性がある。← 正解
✓ 正解です。定期点検記録の作成・保存は消防法第14条の3の2で義務付けられており、違反は消防法令違反として使用停止命令等の対象となりえます。
C.点検記録がなくても実施事実があれば問題なく、後日に記録を作成することで是正できる。
✗ 点検記録の作成・保存は義務であり、後日作成で是正できるという規定はありません。
D.点検記録の不保存のみを理由として、免状の返納を命じられることがある。
✗ 免状の返納命令は免状に係る違反(不正取得等)に対するものであり、点検記録の不保存が直接の原因にはなりません。