自然遺産応用問題

グレート・バリア・リーフにおいて海水温が上昇し続けた場合、サンゴの白化現象が進行すると、このリーフ生態系全体にはどのような連鎖的な影響が予想されるか。

A.サンゴの白化によりサンゴとの共生関係が破綻し、サンゴ自体が死滅し、それに依存する魚類や無脊椎動物も激減する← 正解
✓ 正解です。サンゴの白化は褐虫藻との共生関係の破綻を意味し、サンゴが死滅すると、それを生息地とする多数の海洋生物が連鎖的に減少します。
B.白化したサンゴは色が変わるだけで機能は維持され、生態系への影響はほぼない
✗ 白化現象は単なる色の変化ではなく、褐虫藻が失われて栄養供給が途絶え、サンゴの死につながる深刻な現象です。
C.サンゴが死ぬことで岩石化し、かえってリーフの構造がより堅固になる
✗ サンゴが死滅するとリーフ構造は劣化し、岩石化ではなく徐々に破壊されていきます。
D.温暖化によってサンゴの成長速度が加速し、より大規模なリーフが形成される
✗ サンゴは高温環境では共生関係を失い成長が阻害されるため、加速成長することはありません。