自然遺産応用問題
オーストラリアのシドニー・オペラハウス周辺の海岸地形において、海面上昇が進行した場合、この世界遺産の建造物本体にはどのような直接的な脅威が生じると考えられるか。
A.海面上昇により高潮と波浪が現在より高い位置に到達し、建造物の基礎や下部構造への浸食・浸水リスクが増大する← 正解
✓ 正解です。海面上昇により高潮位や波浪の最高到達高が上昇し、現在は被害を受けない建造物下部も浸水・浸食のリスクにさらされる可能性があります。
B.海面上昇は海の生物多様性を増加させるため、オペラハウスへの負の影響はない
✗ 海面上昇は塩分濃度変化などで生態系に悪影響を与え、また建造物への浸食圧を高めます。
C.建造物は十分な高さに建設されているため、海面上昇の影響を完全に回避できる
✗ いかに高く建設されても、海面上昇幅が大きければ相対的に高さが低くなり、浸水リスクは増加します。
D.海面上昇は温室効果ガスを減少させるため、むしろ建造物の保護につながる
✗ 海面上昇と温室効果ガスは因果関係が逆で、温暖化が海面上昇を招いています。
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