アジアの主要遺産応用問題

万里の長城が内陸の乾燥地帯から湿潤地帯へ延伸されたことで、煉瓦造の部分の劣化速度がどのように変わったと予想できますか?

A.湿度上昇により、煉瓦内部の塩類風化と凍害による劣化速度が加速した← 正解
✓ 正解です。湿潤地帯では水分の出入りが頻繁となり、煉瓦内の塩類風化や凍害が加速し、劣化速度が乾燥地帯より速くなります。
B.降水量増加により、煉瓦の耐久性が向上し、むしろ劣化が遅延した
✗ 降水量増加は煉瓦の耐久性を低下させます。水分浸透による風化が促進されるため、逆に劣化が加速します。
C.植生増加に伴い、根による機械的破壊が促進された
✗ 植生増加は確かに機械的破壊を招きますが、これは塩類風化や凍害の効果より小さいです。
D.温度差が縮小したため、熱膨張による亀裂形成が減少した
✗ 湿潤地帯では温度差が縮小するのは正しいですが、水分による風化の方が劣化の主要因です。