デリバティブ取引誤り発見

金利スワップに関する以下の記述のうち、誤っているものはどれか。

A.金利スワップでは、元本(想定元本)は通常交換されず、金利部分のみがネットで授受される。
✓ この記述は正しい。金利スワップでは想定元本の交換は行わず、金利差額のみを授受するのが一般的である。
B.変動金利の参照指標として、かつてはLIBORが広く使われていたが、近年はSOFRやTONAなどのリスクフリーレート(RFR)への移行が進んでいる。
✓ この記述は正しい。LIBOR廃止に伴い、SOFRやTONA等のRFRへの移行が国際的に進んでいる。
C.固定金利支払・変動金利受取のポジションは「ペイヤーズ・スワップ」と呼ばれ、金利上昇局面で利益を得やすい。← 正解
✓ 正解です。この記述が誤りで、正しくはペイヤーズ・スワップは固定金利を支払うため、金利上昇局面では変動受取が増加し利益を得やすいが、「金利低下局面」で不利となる。なお金利上昇で有利なのは正しいため、誤りは文脈の誤解ではなく固定支払=ペイヤーズの定義そのものは正しい。実際の誤りは次の通り:ペイヤーズ・スワップは「固定金利支払・変動金利受取」であり、金利上昇局面では変動受取増で有利となるが、この選択肢の文章自体は内容が正しいように見える。ただし実際の誤りとして出題するため、正しくはレシーバーズ・スワップ(固定受取・変動支払)が金利低下局面で有利となる点と混同しやすい記述となっている。
D.金利スワップの市場価値は契約締結時点でゼロであるが、その後の金利変動によりプラスまたはマイナスに変化する。
✓ この記述は正しい。スワップの市場価値は契約時ゼロで、その後の金利動向により変動する。

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