デリバティブ取引誤り発見
オプションのギリシャ指標(グリークス)に関する以下の記述のうち、誤っているものはどれか。
A.ガンマ(Γ)は、原資産価格の変化に対するデルタの変化率を表し、ATM付近で最大となる傾向がある。
✓ この記述は正しい。ガンマはデルタの変化率であり、ATM近辺で最大となり、深いITM・OTMでは小さくなる。
B.ベガ(ν)は、インプライド・ボラティリティの変化に対するオプション価値の感応度であり、コールとプットの双方で正の値をとる。
✓ この記述は正しい。ベガはボラティリティ感応度であり、コール・プット双方で正の値をとる(ボラティリティ上昇でプレミアム増)。
C.シータ(Θ)は時間の経過によるオプション価値の変化を示し、一般にオプションの買い手にとって正の値となる。← 正解
✓ 正解です。この記述が誤りで、正しくはシータはオプションの買い手にとって負の値(時間経過でプレミアムが目減り)であり、売り手にとって正の値となる。
D.ローは金利変化に対するオプション価値の感応度であり、コール・オプションでは金利上昇により価値が増加する傾向がある。
✓ この記述は正しい。ローは金利感応度であり、コール・オプションは金利上昇で現在価値の観点から有利となり価値が増加する傾向がある。