デリバティブ取引誤り発見

先物取引のヘッジ戦略に関する以下の記述のうち、誤っているものはどれか。

A.保有する現物株式の価格下落リスクをヘッジするために、株価指数先物を売り建てる戦略を「ショート・ヘッジ」という。
✓ この記述は正しい。現物の売りリスクに対して先物を売り建てるのがショート・ヘッジであり、価格下落時の損失を相殺する。
B.将来購入予定の原材料の価格上昇リスクをヘッジするために、先物を買い建てる戦略を「ロング・ヘッジ」という。
✓ この記述は正しい。将来の買い需要に対して先物を買い建てるロング・ヘッジは、価格上昇リスクを軽減する。
C.ヘッジ比率(ヘッジ・レシオ)は、現物ポジションと先物ポジションの価格変動の相関関係を考慮して決定される。
✓ この記述は正しい。最適ヘッジ比率は現物と先物の価格変動の相関(ベータ値)を考慮して算出される。
D.完全ヘッジが成立した場合、ヘッジポジション全体の損益はベーシスの変動に関わらず常にゼロとなる。← 正解
✓ 正解です。この記述が誤りで、正しくは完全ヘッジでもベーシス(現物価格と先物価格の差)が変動すれば残余リスク(ベーシス・リスク)が生じ、損益はゼロにならない場合がある。

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