デリバティブ取引応用問題
投資家が同一原資産・同一満期のコール・オプション(権利行使価格3,500円)を1枚買い、同時にコール・オプション(権利行使価格3,800円)を1枚売るブル・コール・スプレッド戦略をとっている。満期時に原資産価格が3,200円となった場合、この投資家の損益として最も適切なものを選べ。
A.支払ったネット・プレミアム(買いプレミアム-売りプレミアム)の損失となる← 正解
✓ 正解です。原資産価格3,200円は両方の権利行使価格(3,500円・3,800円)を下回るため、どちらのコールも行使されず、支払ったネット・プレミアム分が最大損失となります。
B.原資産価格が両方の権利行使価格を下回るため、最大利益300円が得られる
✗ ブル・コール・スプレッドの最大利益は「権利行使価格の差-ネット・プレミアム」であり、原資産価格が高い権利行使価格を上回った時に実現します。原資産3,200円では利益は得られません。
C.権利行使価格3,500円のコールのみが行使され、利益が生じる
✗ 原資産価格3,200円は権利行使価格3,500円を下回るため、低い方のコールも行使されません。
D.損失は無限大となる可能性がある
✗ ブル・コール・スプレッドは損失がネット・プレミアムに限定されるため、無限大の損失は生じません。