証券市場の基礎知識応用問題
ある企業がIPO(新規株式公開)を実施し、市場に初めて株式を上場した。この資金調達に関する説明として最も適切なものはどれか。
A.IPOで得た資金は、発行会社ではなく既存株主に直接帰属する。
✗ 新株発行によるIPOで得た資金は発行会社に帰属します。既存株主への資金帰属は株式売出しの場合です。
B.IPOは流通市場(セカンダリー市場)での取引であるため、企業の資金調達には寄与しない。
✗ IPOは発行市場(プライマリー市場)における取引であり、企業の直接的な資金調達手段です。
C.IPOは発行市場(プライマリー市場)での取引であり、調達した資金は原則として発行会社に帰属する。← 正解
✓ 正解です。IPOは発行市場での新株発行であり、投資家から集めた資金は原則として発行会社の事業資金となります。
D.IPOで発行された株式は取引所に上場された瞬間から、以後すべての売買資金が発行会社に入る。
✗ 上場後の流通市場での売買資金は発行会社には入りません。資金が企業に入るのは新株発行時のみです。