証券市場の基礎知識応用問題
投資家Aが保有する株式の発行会社が株式分割(2分割)を実施した。この株式分割後、投資家Aの資産価値と保有株数はそれぞれどのように変化するか。
A.保有株数が2倍になり、1株当たりの株価も2倍になるため、資産価値は4倍になる。
✗ 株式分割では1株当たりの株価は分割比率に応じて低下します。株価は2分の1になるため資産価値は変わりません。
B.保有株数が2倍になり、1株当たりの株価は理論上2分の1になるため、資産価値は変わらない。← 正解
✓ 正解です。2分割では保有株数が2倍になる一方、理論株価は2分の1になるため、投資家の資産価値は変わりません。
C.保有株数は変わらないが、1株当たりの株価が2倍になるため、資産価値は2倍になる。
✗ 2分割では保有株数は2倍になります。また株価が2倍になることはなく、理論上2分の1に調整されます。
D.株式分割により発行済株式数が増加するため、既存株主の持分比率が希薄化し、資産価値は半減する。
✗ 株式分割は既存株主に追加株式を付与するものであり、持分比率は維持されます。資産価値の希薄化は生じません。