人体の働きと医薬品定義問題

「初回通過効果(ファーストパス効果)」とは何か。最も適切なものを選べ。

A.経口投与された医薬品が消化管から吸収され、全身循環に入る前に肝臓で代謝・分解される現象のこと← 正解
✓ 正解です。初回通過効果とは、経口投与された薬が消化管から吸収された後、門脈を経て肝臓を通過する際に代謝・分解される現象で、全身への到達量が減少します。
B.静脈注射された医薬品が最初に肺を通過する際に一部が失活する現象のこと
✗ 静脈注射は肝臓を経由せずに全身循環に入るため、初回通過効果は基本的に生じません。
C.医薬品が胃酸によって分解され、有効成分が腸まで届かない現象のこと
✗ 胃酸による分解は初回通過効果とは異なり、消化管内での化学的分解として区別されます。
D.外用薬が皮膚の角質層を最初に通過する際に吸収率が低下する現象のこと
✗ 皮膚の角質層の透過性の問題は経皮吸収に関する概念であり、初回通過効果とは別です。

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