人体の働きと医薬品定義問題
「薬物依存」とは何か。最も適切なものを選べ。
A.医薬品の服用を急にやめると、もとの疾患が悪化してしまう現象のこと
✗ 急な服用中止で疾患が悪化する現象は「リバウンド(反跳現象)」と呼ばれ、薬物依存とは別の概念です。
B.医薬品の有効成分が体内に蓄積し、過剰な薬理作用が継続している状態のこと
✗ 体内への有効成分の蓄積は「蓄積毒性」に関する概念であり、薬物依存の定義ではありません。
C.特定の医薬品を繰り返し使用した結果、その薬物を使い続けたいという強迫的な欲求が生じる状態のこと← 正解
✓ 正解です。薬物依存とは、特定の医薬品を繰り返し使用した結果、その薬物を強迫的に使い続けたいという欲求が生じ、やめられなくなった状態のことです。
D.医薬品の効果が徐々に増強し、少量でも強い薬理作用が現れるようになる状態のこと
✗ 少量で強い効果が現れる状態は「過敏性の増大」や「感作」に関する現象であり、薬物依存とは異なります。