人体の働きと医薬品誤り発見
皮膚・粘膜からの薬の吸収に関する以下の記述のうち、誤っているものはどれか。
A.皮膚に塗布した薬は、角質層が吸収の主要なバリアとなるため、全身への吸収量は一般に少ない。
✓ この記述は正しい。皮膚の角質層は脂溶性のバリアとして機能し、多くの薬物の経皮吸収を制限する。
B.口腔粘膜から吸収された薬は、肝臓の初回通過効果を受けにくく、速やかに全身循環へ移行する。
✓ この記述は正しい。口腔粘膜から吸収された薬は静脈へ直接入り、肝臓での初回通過を回避できる。
C.目に点眼した薬は、眼の局所にのみ作用し、全身への吸収は一切起こらない。← 正解
✓ 正解です。この記述が誤りで、正しくは点眼薬でも鼻涙管を通じて全身へ吸収される可能性があり、副作用が生じることがある。
D.鼻腔粘膜は毛細血管が豊富で吸収が速く、吸収された薬は肝臓の初回通過効果を受けにくい。
✓ この記述は正しい。鼻粘膜は血管が豊富で吸収が速く、門脈を経由しないため初回通過効果を受けにくい。