企業価値評価定義

WACC(加重平均資本コスト)の計算式として、最も適切なものはどれか。ただし、E=株主資本、D=負債、Re=株主資本コスト、Rd=負債コスト、Tc=法人税率とする。

A.WACC = (Re × E + Rd × D) ÷ (E + D)
✗ この式は法人税控除効果を考慮していないため、実務的な加重平均資本コストの計算として正確ではありません。
B.WACC = (Re × E + Rd × D × (1 - Tc)) ÷ (E + D)← 正解
✓ 正解です。負債コストは税務上の利息控除により税効果があるため、Rd × (1 - Tc)で調整します。これがWACCの標準的な計算式です。
C.WACC = (Re × D + Rd × E) ÷ (E + D)
✗ 株主資本と負債の係数が逆になっており、計算が根本的に誤っています。
D.WACC = Re × E ÷ (E + D) + Rd × D
✗ 分母と分子の組み合わせが不適切で、加重平均という概念を正しく表現していません。

この問題のポイント

負債コストは税務上の利息控除により税効果があるため、Rd × (1 - Tc)で調整します。これがWACCの標準的な計算式です。

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