企業価値評価応用
ある企業がDCF法により事業価値を評価しているとき、市場全体の金利が低下した場合、割引率(WACC)が低下すると仮定すると、企業価値はどのように変化するか。
A.割引率の低下に伴い、割引現在価値が上昇するため企業価値は上昇する← 正解
✓ 正解です。割引率が低下すると、将来のキャッシュフローを現在価値に換算する際の割引きが小さくなり、現在価値が上昇するため企業価値は上昇します。
B.割引率の低下は割引現在価値に影響しないため、企業価値は変わらない
✗ 誤りです。割引率はDCF法における企業価値計算の重要な要素であり、割引率の変化は直接企業価値に影響を与えます。
C.割引率の低下により、負債の価値が相対的に上昇するため企業価値は低下する
✗ 誤りです。金利低下による割引率低下は、企業全体のWACC低下を意味しており、負債価値の変化とは別の問題です。
D.割引率の低下に伴い、将来キャッシュフローの成長率が鈍化するため企業価値は低下する
✗ 誤りです。割引率の低下と将来キャッシュフローの成長率は独立した要素であり、関連性はありません。
この問題のポイント
割引率が低下すると、将来のキャッシュフローを現在価値に換算する際の割引きが小さくなり、現在価値が上昇するため企業価値は上昇します。
「企業価値評価」の他の問題
ある企業の将来キャッシュフローが以下の通りである場合、DCF法を用いて企業価値を計算してください。
【与件】
・1年目の…以下のデータに基づき、類似企業法を用いてターゲット企業の企業価値を算定してください。
【比較企業のEV/EBITDA倍数…以下のデータに基づいて、企業のWACCを計算してください。
【与件】
・企業の時価総額(株式):600億円
・企業の負債…以下のデータに基づいて、PER法によるターゲット企業のエクイティバリューを計算してください。
【比較企業の平均PER】:…以下のデータを用いて、残余利益モデルでエクイティバリューを計算してください。
【与件】
・現在の株主資本:3,200万円…以下のデータに基づいて、P/B倍数法によるターゲット企業のエクイティバリューと1株当たり価値を計算してください。
【比較…