保育実習理論応用問題

保育実習生が製作活動の指導案を立案する際、「子ども全員が同じ完成品を作る」という設定にした場合、保育の観点から問題となりやすい点はどれか。

A.全員が同じ作品を作ることで展示がそろい、保護者への見栄えが良くなるため問題ない
✗ 完成品の見栄えを優先することは子どもの主体性よりも大人の都合を優先しており、保育の本質と異なります。
B.子ども一人ひとりの個性や創造性が発揮されにくく、主体的な表現活動が損なわれる← 正解
✓ 正解です。子どもの個性・創造性・主体性を尊重することが保育製作活動の重要な目的であり、画一的な活動はこれを妨げます。
C.全員が同じ手順で行うことで安全管理がしやすくなるため、推奨される方法である
✗ 安全管理と子どもの表現の自由は両立が可能であり、画一化の理由として適切ではありません。
D.子どもが混乱しないよう全員に同じ指示を出すことは、発達段階に合わせた配慮である
✗ 「同じ指示=発達への配慮」とはいえず、子どもの個別の発達への配慮とは別の概念です。