マネジメント系応用

システム監査中に、監査人が被監査部門から「経営上の機密情報を含むため、特定の監査証跡は開示できない」と告げられた。この状況への監査人の対応として最も適切なものはどれか。

A.被監査部門の判断を尊重し、当該資料なしで監査を継続する
✗ 監査証跡の隠匿は監査の効果を低下させます。完全な妥協は適切ではありません。
B.監査権の行使と経営機密の保護のバランスを取り、機密情報の保護を約束した上で資料開示を求める← 正解
✓ 正解です。監査人は監査権を持ちますが、被監査部門の正当な利益も保護する必要があります。機密保持の約束で両立させるのが最適です。
C.資料開示を拒否する権利がないことを被監査部門に説明し、開示を強制する
✗ 一方的な強制では組織間の信頼関係が破壊され、今後の監査実施が困難になります。
D.機密情報のため、その部分の監査は実施しないという監査報告書を作成する
✗ 監査を実施しないことを監査報告書に明記すると、監査の信頼性が著しく低下します。

この問題のポイント

監査人は監査権を持ちますが、被監査部門の正当な利益も保護する必要があります。機密保持の約束で両立させるのが最適です。

ITパスポート の問題一覧