基礎的な物理学および化学応用

可燃性蒸気が滞留している密閉室で換気を開始したとき、時間経過に伴う室内のガス濃度と火災・爆発の危険性の変化について、正しい説明を選べ。

A.ガス濃度が徐々に低下するため、危険性は一定の速度で低下し続ける
✗ 危険性の低下は一定ではなく、濃度が爆発限界範囲内か否かで大きく変わる。
B.ガス濃度が低下する初期段階では危険性が最も高く、その後低下する
✗ 初期段階のガス濃度が既に爆発限界内なら危険性は高いが、初期濃度が限界外なら異なる。一般化できない。
C.ガス濃度が爆発限界範囲に入る過程で最も爆発しやすく、下限界以下に低下して初めて危険性が消滅する← 正解
✓ 正解です。換気によりガス濃度が減少し、爆発限界範囲(例:1.3~7.6vol%)に入る瞬間から爆発の危険性が生じ、下限界以下に低下した時点で消滅する。
D.ガス濃度の低下に関わらず、爆発限界範囲内ならば常に同じ危険性を保つ
✗ 爆発限界範囲内でも、濃度の高さによって爆発しやすさは異なる。常に同じ危険性ではない。

この問題のポイント

換気によりガス濃度が減少し、爆発限界範囲(例:1.3~7.6vol%)に入る瞬間から爆発の危険性が生じ、下限界以下に低下した時点で消滅する。

危険物取扱者(乙種第4類) の問題一覧