危険物の性質・火災予防・消火方法応用問題

灯油(引火点40℃以上)を屋外の容器に保管していたところ、夏季の直射日光によって容器内の液温が50℃まで上昇した。この状況の危険性に関する記述として、最も適切なものはどれか。

A.液温が引火点に達していないため、蒸気はほとんど発生せず引火の危険性はない
✗ 液温50℃は灯油の引火点(40℃以上)を超えており、蒸気が十分発生するため引火の危険があります。
B.液温が引火点を超えているため、発生した蒸気が燃焼範囲内に達しやすく引火の危険性が高い← 正解
✓ 正解です。液温が引火点を超えると可燃性蒸気が燃焼範囲内濃度で発生し、火源があれば引火します。
C.灯油は蒸気比重が1未満のため、発生した蒸気は上方に拡散し引火の危険性は低い
✗ 第4類危険物の蒸気比重は1より大きいものが多く、蒸気は低所に滞留しやすく危険です。
D.液温が50℃に達していても、灯油の発火点(約250℃以上)には遠く及ばないため危険性はない
✗ 引火点と発火点は別の概念であり、引火点を超えた状態は着火源があれば十分に危険です。

危険物取扱者(乙種第4類) の問題一覧