日本の世界遺産定義問題
世界遺産における「顕著な普遍的価値(Outstanding Universal Value)」とは、具体的にはどのような価値を意味していますか?
A.その遺産が登録される国の国内法で文化財として指定されている価値
✗ 国内法による文化財指定は、世界遺産登録の前提条件ですが、顕著な普遍的価値そのものではありません。
B.人類全体にとって非常に重要であり、単一の国家の枠を超えた世界的な重要性を持つ価値← 正解
✓ 正解です。顕著な普遍的価値とは、その遺産が人類共通の貴重な財産として世界的に重要であり、国境を超えた普遍的意義を持つことを意味しています。
C.遺産が建造された当時の工学技術や建築技術の水準を示す価値
✗ 工学技術や建築技術は価値を構成する要素の一つですが、顕著な普遍的価値の定義全体を説明するものではありません。
D.その遺産が観光資源として経済的にどの程度の価値をもたらすかを示す価値
✗ 経済的価値は観光面での重要性を示しますが、世界遺産における顕著な普遍的価値の定義とは異なります。