ヨーロッパの主要遺産比較

イタリアのベネチア(ヴェネツィア)とオランダのアムステルダムが、ともに水運の発達した都市として知られていますが、その歴史的役割の相違点として最も適切なものはどれか。

A.ベネチアは東地中海とインド洋方面の交易を主導し、アムステルダムはヨーロッパ北方と世界規模の商業ネットワークを構築した。← 正解
✓ 正解です。ベネチアは中世からルネサンス期にかけて東西交易の中継地として繁栄し、アムステルダムは16~17世紀にオランダ黄金期として世界規模の商業帝国を構築しました。
B.ベネチアは共和国として独立を保ち、アムステルダムはハプスブルク家の支配下にあった。
✗ アムステルダムを含むオランダ領土がハプスブルク家の支配下にあった時期もありますが、これは主要な歴史的役割の相違を示していません。
C.ベネチアは14世紀に衰退し、アムステルダムは16世紀に興隆した。
✗ ベネチアは14世紀に衰退したのではなく、16~17世紀にかけてその勢力が減少していったのであり、説明が誤りである。
D.ベネチアは運河による市街地の形成を重視し、アムステルダムは陸上交易路の確保を主眼としていた。
✗ アムステルダムも運河の発達した都市であり、陸上交易路のみに依存していなかったため、この説明は不正確である。

この問題のポイント

ベネチアは中世からルネサンス期にかけて東西交易の中継地として繁栄し、アムステルダムは16~17世紀にオランダ黄金期として世界規模の商業帝国を構築しました。