デリバティブ取引応用問題
ある投資家がプット・オプションを売却(ショート・プット)している。原資産価格が権利行使価格を大きく下回って満期を迎えた場合、オプション売り手の損益についての記述として最も適切なものを選べ。
A.プレミアム受取額を上限とする利益が確定する
✗ プット売りの利益は受取プレミアムが上限ですが、この選択肢は「利益が確定する」と述べており、損失の可能性を無視しています。
B.原資産価格がゼロになっても損失は限定される
✗ プット売りの損失は原資産価格がゼロになるほど大きくなり、限定されません。最大損失は「権利行使価格-プレミアム」に達します。
C.損失は理論上、権利行使価格からプレミアムを差し引いた額を最大とする← 正解
✓ 正解です。プット売りの最大損失は「権利行使価格-受取プレミアム」です。原資産価格がゼロになった場合に最大損失が実現します。
D.オプションは行使されないため、受け取ったプレミアムの全額が利益となる
✗ 原資産価格が権利行使価格を下回ると買い手によって権利行使され、売り手は損失を被ります。プレミアム全額が利益となるのはアウト・オブ・ザ・マネーで満期を迎えた場合です。