人体の働きと医薬品誤り発見

薬物の血漿タンパク結合に関する以下の記述のうち、誤っているものはどれか。

A.血漿タンパクに結合した薬物は薬理活性を持たず、タンパクから遊離した薬物のみが作用を発揮する。
✓ この記述は正しい。タンパク結合型は不活性であり、遊離型(フリー型)のみが受容体に作用できる。
B.血漿タンパク結合率の高い薬物同士を併用すると、タンパク結合部位の競合により、一方の薬物の血中濃度が上昇することがある。
✓ この記述は正しい。複数の薬物が同じタンパク結合部位を競合すると、遊離型濃度が上昇し薬効・副作用が増すことがある。
C.血漿タンパクに結合した薬物は、腎臓の糸球体でろ過されやすく、速やかに排泄される。← 正解
✓ 正解です。この記述が誤りで、正しくは血漿タンパクに結合した薬物は分子量が大きくなるため、糸球体でろ過されにくく排泄されにくい。
D.低アルブミン血症の患者では、血漿タンパク結合率の高い薬物の遊離型濃度が上昇し、作用が増強される恐れがある。
✓ この記述は正しい。アルブミンが少ないと結合できる薬物量が減り、遊離型が増加して薬効・副作用が増強されやすい。

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