会社法・商法定義問題

会社法における「定款」の法的性質として最も適切に説明しているものはどれか。

A.会社設立後に株主総会で変更可能な、会社内部の運営ルールを記載した文書である
✗ 定款は任意に変更できる内部規則ではなく、株主総会の特別決議が必要です。また、法律に抵触する変更はできません。
B.会社の基本的な組織や活動に関する根本規則で、法律同様の強制力を持つ契約書的性質を有するものである← 正解
✓ 正解です。定款は会社の基本ルールを規定する根本規則で、株式会社設立に必須であり、法律同様の拘束力を持ちます。
C.取締役会で決定される年間方針であり、経営の自由度を高めるため、いつでも廃止できるものである
✗ 定款は取締役会で決定される文書ではなく、設立時に作成されます。また、廃止はできず、変更には特別決議が必要です。
D.監査役によって作成される会計基準に関する規則書であり、税務署に提出する義務がある
✗ 定款の作成は監査役の職務ではなく、設立者(発起人)の職務です。また、定款は税務署への提出対象ではありません。

ビジネス実務法務検定3級 の問題一覧