不正競争防止法比較
不正競争防止法第2条第1項における「商品形態模倣」と「商品等表示の冒用」の保護期間の違いとして、最も適切なものはどれか。
A.商品形態模倣による不正競争は最初の販売開始から10年間保護されるが、商品等表示の冒用は3年間に限定される
✗ 商品形態模倣の保護期間は最初の販売開始から3年間です。10年という規定はありません。
B.商品形態模倣による不正競争は最初の販売開始から3年間しか差止請求の対象とならないが、商品等表示の冒用は周知性が維持される限り継続して保護される← 正解
✓ 正解です。商品形態模倣は、模倣された商品が最初に販売された日から3年が経過すると差止請求の対象外となります(不正競争防止法19条1項5号)。一方、商品等表示の冒用は周知性・著名性が維持される限り継続して保護されます。
C.商品形態模倣は損害賠償請求が永続的に認められるが、商品等表示の冒用は1年の消滅時効がある
✗ 商品形態模倣の損害賠償請求に時効の規定はなく、むしろ差止請求が3年の期間制限を受けます。商品等表示の冒用についても1年という特別の消滅時効規定はありません。
D.商品形態模倣と商品等表示の冒用は、どちらも発売後5年間だけ保護対象となる
✗ 商品形態模倣の保護期間は最初の販売開始から3年であり、5年ではありません。商品等表示の冒用に期間制限はありません。
この問題のポイント
商品形態模倣は、模倣された商品が最初に販売された日から3年が経過すると差止請求の対象外となります(不正競争防止法19条1項5号)。一方、商品等表示の冒用は周知性・著名性が維持される限り継続して保護されます。
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