債券業務応用

同じデュレーション(例えば5年)を持つ2つの債券がある場合、一方は堅調なコンベクシティを持ち、他方はネガティブなコンベクシティを持つときの価格変動の違いはどのようになりますか?

A.金利上昇時も金利低下時も、デュレーションが同じなら価格変動は同じである
✗ 誤りです。デュレーションが同じでも、コンベクシティが異なれば、大きな金利変動時の価格変化は異なります。
B.金利が大きく変動する場合、ポジティブなコンベクシティを持つ債券の方が有利になる可能性がある← 正解
✓ 正解です。ポジティブなコンベクシティを持つ債券は、金利低下時の価格上昇幅が大きく、金利上昇時の価格下落幅が小さくなる特性があります。
C.コンベクシティはデュレーションに吸収されるため、実務上は考慮不要である
✗ 誤りです。デュレーションとコンベクシティは別の概念であり、大きな金利変動時にはコンベクシティの考慮が重要です。
D.ネガティブなコンベクシティ債の方が、あらゆる金利変動シナリオで常に優れている
✗ 誤りです。ネガティブなコンベクシティ債は金利低下時の利得が制限されるため、あらゆる場面で優れているわけではありません。

この問題のポイント

ポジティブなコンベクシティを持つ債券は、金利低下時の価格上昇幅が大きく、金利上昇時の価格下落幅が小さくなる特性があります。

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