メンタルヘルスケアの基礎応用問題

職場において従業員が長期間にわたり高負荷の業務を続けた場合、身体的・精神的に生じやすい変化として最も適切なものはどれか。

A.ストレッサーへの慣れが生じるため、時間が経つほどストレス反応は軽減される。
✗ 慢性的ストレスはむしろ蓄積されてストレス反応が悪化するリスクがあり、慣れによる軽減は一般的ではありません。
B.慢性的なストレス状態が続くことで、免疫機能の低下や睡眠障害など身体的症状が現れやすくなる。← 正解
✓ 正解です。慢性的なストレス状態の継続は自律神経・免疫系に影響し、睡眠障害や身体疾患などを引き起こしやすくなります。
C.業務への熟練度が上がるため、精神的負荷は業務量に比例して減少する。
✗ 熟練度向上による負荷軽減は一部あっても、高負荷が継続すれば精神的疲弊は蓄積します。業務量に比例して減少するとはいえません。
D.高負荷状態では交感神経が常に優位となるが、身体への悪影響はほとんど生じない。
✗ 交感神経の過剰・持続的な活性化は心疾患・高血圧など身体への悪影響をもたらすことが医学的に知られています。

メンタルヘルス・マネジメント検定Ⅱ種(ラインケアコース) の問題一覧