債券業務比較問題
「コーラブル債(繰上償還条項付債券)」と「プッタブル債(投資家償還請求権付債券)」の違いについて、最も適切に説明しているものはどれか。
A.コーラブル債は投資家が期中に発行体へ償還を請求できる権利を持つのに対し、プッタブル債は発行体が期中に債券を買い戻せる権利を持つ。
✗ 説明が逆になっています。コーラブル債の権利保有者は発行体であり、プッタブル債の権利保有者は投資家です。
B.コーラブル債は発行体が一定条件のもとで期中に債券を償還できる権利を持つのに対し、プッタブル債は投資家が発行体に対して期中償還を請求できる権利を持つ。← 正解
✓ 正解です。コーラブル債は発行体が有利な条件で繰上償還できる権利を持ち、プッタブル債は投資家が不利な状況で期中に元本を回収できる権利を持ちます。
C.コーラブル債もプッタブル債も発行体が持つ権利であり、行使できるタイミングが異なるだけである。
✗ プッタブル債の権利保有者は投資家であり、発行体ではありません。両者の権利保有者が異なる点が最大の違いです。
D.コーラブル債は金利低下局面で投資家に有利であり、プッタブル債は金利上昇局面で発行体に有利に働く。
✗ コーラブル債は金利低下局面で発行体が有利(低金利で借り換え可能)であり、プッタブル債は金利上昇局面で投資家に有利(元本回収して高金利商品へ移行可能)です。