債券業務誤り発見
「債券の価格形成」に関する以下の記述のうち、誤っているものはどれか。
A.市場金利が上昇すると、既発固定利付債の価格は下落する。
✓ この記述は正しい。市場金利の上昇は割引率の上昇を意味し、既発固定利付債の現在価値は低下するため価格は下落する。
B.残存年数が長い債券ほど、金利変動による価格変動幅が大きくなる傾向がある。
✓ この記述は正しい。残存年数が長いほどデュレーションが大きくなり、金利変動に対する価格感応度も高まる。
C.債券価格は将来のキャッシュフロー(クーポンと元本)を現在価値に割り引いた合計として求められる。
✓ この記述は正しい。債券の理論価格は将来のキャッシュフローを市場利回りで現在価値に割り引いた総和として算出される。
D.市場金利が低下した場合、ゼロクーポン債の価格は固定利付債よりも小さく変動する。← 正解
✓ 正解です。この記述が誤りで、正しくはゼロクーポン債はデュレーションが残存年数と等しく、同年限の固定利付債より長いため、金利変動時の価格変動は大きくなる。