人体の働きと医薬品比較問題
「即時型アレルギー」と「遅延型アレルギー」の違いについて、最も適切なものを選べ。
A.即時型アレルギーはT細胞が主体となって数日後に症状が現れ、遅延型アレルギーはIgE抗体が主体となって数分〜数時間で症状が現れる。
✗ 即時型と遅延型の主体となる免疫機構と発症時間の説明が逆になっています。
B.即時型アレルギーはIgE抗体とマスト細胞が主体となって抗原接触後数分〜数時間で症状が現れ、遅延型アレルギーはT細胞が主体となって接触後24〜72時間で症状が現れる。← 正解
✓ 正解です。即時型(I型)はIgE・マスト細胞が関与し数分〜数時間で発症し、遅延型(IV型)はT細胞が主体で24〜72時間後に発症します。
C.即時型アレルギーと遅延型アレルギーはともにIgE抗体が関与しており、症状の強さによって区別される。
✗ 遅延型アレルギーはIgE抗体ではなくT細胞(細胞性免疫)が主体であり、両者は機序が異なります。
D.即時型アレルギーは皮膚にのみ現れ、遅延型アレルギーは呼吸器にのみ現れるという臓器特異性がある。
✗ 即時型・遅延型ともに皮膚・呼吸器・消化器など複数の臓器で症状が現れる可能性があります。