経済学・経済政策誤り発見

比較優位と国際貿易に関する以下の記述のうち、誤っているものはどれか。

A.比較優位とは、他国と比べて相対的に低い機会費用で財を生産できる能力のことをいう。
✓ この記述は正しい。比較優位は絶対量ではなく機会費用の相対的な低さで判断される概念である。
B.比較優位の理論によれば、すべての財において絶対劣位にある国でも、貿易によって利益を得ることができる。
✓ この記述は正しい。絶対劣位の国でも比較優位を持つ財に特化することで貿易利益を享受できる。
C.比較優位の原則に基づく自由貿易は、貿易参加国全体の総生産量を増加させる効果がある。
✓ この記述は正しい。比較優位に基づく特化と貿易により、世界全体の総生産量は増加する。
D.ある国がすべての財において絶対優位を持つ場合、その国は比較優位も絶対優位もすべての財で同時に持つことになる。← 正解
✓ 正解です。この記述が誤りで、正しくはすべての財で絶対優位を持つ国でも、比較優位はいずれか一部の財にしか成立しない。比較優位はすべての財に同時には持てない相対的概念である。

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