経済学・経済政策誤り発見

乗数効果と財政政策に関する以下の記述のうち、誤っているものはどれか。

A.政府支出乗数は1/(1-限界消費性向)で表され、限界消費性向が高いほど乗数は大きくなる。
✓ この記述は正しい。限界消費性向が1に近づくほど乗数は無限大に近づき、波及効果が大きくなる。
B.均衡予算乗数の定理によれば、政府支出と税収を同額だけ増加させた場合、GDPは増加する。
✓ この記述は正しい。均衡予算乗数定理では同額の増税と歳出増により乗数は1となりGDPが増加する。
C.クラウディングアウト効果とは、政府支出の増加が利子率を低下させ、民間投資を誘発する現象である。← 正解
✓ 正解です。この記述が誤りで、正しくはクラウディングアウト効果とは政府支出増加が利子率を上昇させ、民間投資を減少させる現象である。利子率の低下ではなく上昇が生じる。
D.減税による乗数効果は、同額の政府支出増加による乗数効果よりも小さくなる。
✓ この記述は正しい。減税は可処分所得増加分の一部が貯蓄に回るため、政府支出乗数より租税乗数は小さい。

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