経済学・経済政策誤り発見

市場の失敗に関する以下の記述のうち、誤っているものはどれか。

A.公共財は非排除性と非競合性という2つの特性を持ち、市場では過少供給になりやすい。
✓ この記述は正しい。公共財はフリーライダー問題が生じるため、市場に委ねると社会的に最適な量より過少になる。
B.情報の非対称性が存在する市場では、逆選択やモラルハザードが発生する可能性がある。
✓ この記述は正しい。情報の非対称性は中古車市場のレモン問題や保険市場のモラルハザードとして知られる。
C.外部経済が存在する場合、社会的最適生産量は市場均衡の生産量よりも多くなる。
✓ この記述は正しい。外部経済(正の外部効果)がある場合、私的便益が社会的便益を下回るため過少供給となる。
D.自然独占は規模の不経済が著しい産業において発生しやすく、政府による規制が正当化される。← 正解
✓ 正解です。この記述が誤りで、正しくは自然独占は規模の経済(平均費用が逓減し続ける)が著しい産業で発生する。規模の不経済ではなく規模の経済が原因である。

中小企業診断士 の問題一覧