財務・会計応用問題
企業が大規模な設備投資を行い、有形固定資産が大幅に増加した。このとき、減価償却費が増加することによって、キャッシュ・フロー計算書(間接法)の営業活動によるキャッシュ・フローはどのように影響を受けるか。
A.減価償却費の増加分だけ営業キャッシュ・フローが減少する
✗ 間接法では減価償却費は非現金費用として利益に加算されるため、営業キャッシュ・フローが減少するという記述は誤りです。
B.減価償却費は現金支出を伴わないため、加算調整され営業キャッシュ・フローが増加する← 正解
✓ 正解です。間接法では税引後利益に非現金費用である減価償却費を加算するため、営業キャッシュ・フローは増加方向に調整されます。
C.減価償却費の増加は営業キャッシュ・フローに一切影響しない
✗ 減価償却費は間接法において加算調整項目となるため、営業キャッシュ・フローに影響を与えます。
D.減価償却費の増加分だけ投資活動によるキャッシュ・フローが減少する
✗ 設備投資自体は投資活動に影響しますが、減価償却費の増加が投資活動のキャッシュ・フローを減少させるわけではありません。