環境の基礎知識比較問題

「予防原則」と「汚染者負担原則(PPP)」の違いとして、最も適切なものはどれか。

A.予防原則とは汚染が発生した後に汚染者が費用を負担する原則であり、汚染者負担原則とは科学的不確実性があっても深刻な環境被害を未然に防ぐ原則である。
✗ 2つの原則の説明が逆になっています。予防原則は事前措置、汚染者負担原則は費用負担に関する原則です。
B.予防原則と汚染者負担原則はいずれも汚染物質の排出基準を設定するための原則であり、対象とする汚染物質の種類が異なるだけである。
✗ どちらも排出基準を設定するための原則ではなく、それぞれ異なる目的と内容を持つ独立した原則です。
C.予防原則とは科学的な証明が不十分でも深刻な環境被害が懸念される場合に予防的措置を講じる原則であり、汚染者負担原則とは環境汚染の防止・回復に要する費用を汚染原因者が負担すべきという原則である。← 正解
✓ 正解です。予防原則(Precautionary Principle)は科学的不確実性があっても被害を未然に防ぐ措置をとる原則であり、汚染者負担原則(PPP)は環境汚染の防止・修復コストを汚染者が負担するという原則です。
D.予防原則は先進国のみに適用される国際ルールであり、汚染者負担原則は途上国を含むすべての国に適用される原則である。
✗ 適用対象国の違いは両原則の本質的な区別ではなく、この説明は誤りです。

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