環境の基礎知識誤り発見
地球環境問題に関する国際的な取り組みについての以下の記述のうち、誤っているものはどれか。
A.モントリオール議定書は、オゾン層を破壊するフロン類(CFCs等)の生産・消費を規制するための国際条約である。
✓ この記述は正しい。モントリオール議定書は1987年に採択され、CFCsなどオゾン層破壊物質を段階的に廃止している。
B.パリ協定は2015年に採択され、世界の平均気温上昇を産業革命前と比べて2℃以内に抑えることを長期目標としている。
✓ この記述は正しい。パリ協定は2℃目標(1.5℃努力目標)を掲げ、各国が自主的に削減目標を設定する枠組みである。
C.バーゼル条約は、有害廃棄物の国境を越える移動を規制することを目的とした国際条約である。
✓ この記述は正しい。バーゼル条約は1989年採択で、有害廃棄物の越境移動を規制し適正処理を求めている。
D.ラムサール条約は、絶滅のおそれのある野生動植物の国際取引を規制することを目的とした条約である。← 正解
✓ 正解です。この記述が誤りで、正しくはラムサール条約は「特に水鳥の生息地として重要な湿地の保全」を目的とする条約である。絶滅危惧種の取引規制はCITES(ワシントン条約)が担う。