環境の基礎知識応用問題

大気中のCO₂濃度が上昇し続けた場合、海洋に対してどのような影響が生じると考えられるか。最も適切なものを選びなさい。

A.大気中のCO₂が海洋に吸収されることで海水のpHが上昇し、アルカリ性が強まる。
✗ CO₂が海水に溶けると炭酸が生じてpHは低下します。アルカリ性が強まるという記述は逆です。
B.大気中のCO₂が海洋に吸収されることで海水のpHが低下し、サンゴや貝類の殻形成が阻害される。← 正解
✓ 正解です。CO₂の海洋吸収により海洋酸性化が進み、炭酸カルシウムを殻に持つ生物に深刻な影響を与えます。
C.CO₂濃度の上昇は海洋表層の蒸発を抑制し、海水温が低下することで生態系が安定する。
✗ CO₂濃度上昇は温暖化を通じて海水温を上昇させます。海水温低下という記述は誤りです。
D.CO₂濃度の上昇は海洋のCO₂吸収能力を無限に高め、大気中のCO₂は長期的に減少する。
✗ 海洋のCO₂吸収能力には限界があり、温暖化が進むと吸収量は低下することが懸念されています。

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