世界遺産の基礎知識応用問題
ある世界遺産の周辺で著しい環境変化(森林減少率が年間3%)が観測された場合、ユネスコが段階的に講じるべき対応の順序として最も適切なものはどれか。
A.監視報告→協議と改善要請→警告通知→危機リスト掲載の検討という段階を踏むこと← 正解
✓ 正解です。ユネスコは定期的な監視→懸念の通知と協議→改善要請→警告措置(危機リスト掲載)という段階的で対話的なアプローチを取ります。
B.直ちに危機リスト掲載し、その後に実地調査と協議を行うこと
✗ 誤りです。危機リスト掲載は段階的なプロセスの最終段階であり、事実確認と登録国との協議を経ずに直ちに行うことはありません。
C.周辺国の同意なしに緊急登録取り消しを予告すること
✗ 誤りです。登録取り消しは極めて例外的な措置で、環境変化の進行中に予告することはなく、段階的な改善要請が優先されます。
D.各国の報告を待たずに、国際機関の判断だけで管理方針を変更すること
✗ 誤りです。世界遺産の管理責任は登録国にあり、ユネスコが一方的に方針を変更することは主権尊重の原則に反しています。
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