投資信託・投資法人に関する業務応用問題
インデックス型(パッシブ型)投資信託が連動を目指すベンチマーク指数の構成銘柄が入れ替えられた場合、当該ファンドの運用上の対応として最も適切なものはどれか。
A.ベンチマーク指数の変更はファンドの運用方針に影響しないため、ファンドマネージャーが独自判断で保有銘柄を維持する。
✗ インデックスファンドはベンチマークへの連動が目的であり、指数変更を無視して保有銘柄を維持することは運用方針に反します。
B.指数の構成銘柄入れ替えに合わせてファンドも保有銘柄を売買する必要があり、その際に売買コストが発生してトラッキングエラーの一因となる。← 正解
✓ 正解です。構成銘柄の入れ替えに対応するため売買が必要となり、その売買コストがトラッキングエラー(指数との乖離)の原因の一つとなります。
C.指数変更に際してファンドは自動的に保有銘柄が更新されるため、売買コストは一切発生しない。
✗ 保有銘柄の更新は自動的には行われず、実際に市場で売買する必要があるため、売買コストが発生します。
D.ベンチマーク指数の構成銘柄が変更された場合、法令上ファンドは直ちに繰上償還しなければならない。
✗ ベンチマーク指数の構成銘柄変更によってファンドが繰上償還を義務付けられる規定はなく、通常は銘柄の入れ替え売買で対応します。