法律・規制比較問題
金融商品取引法における「短期売買利益の返還制度(短期売買規制)」と「インサイダー取引規制」の違いとして、最も適切な説明はどれか。
A.短期売買利益の返還制度は主要株主・役員等が6か月以内に売買して得た利益を会社へ返還させる制度であり、インサイダー取引規制は未公表の重要事実を利用した取引を刑事罰で禁止する制度である← 正解
✓ 正解です。短期売買利益返還制度は民事的な利益返還義務であり、インサイダー取引規制は刑事罰を伴う禁止規定という点が主な違いです。
B.短期売買利益の返還制度は刑事罰を伴う禁止規定であり、インサイダー取引規制は民事上の返還義務を課す制度である
✗ 説明が逆です。刑事罰を伴うのはインサイダー取引規制であり、短期売買利益の返還制度は民事的な返還義務です。
C.短期売買利益の返還制度はすべての一般投資家に適用され、インサイダー取引規制は役員のみに適用される
✗ 短期売買利益の返還制度は主要株主・役員等に適用される制度であり、すべての一般投資家に適用されるわけではありません。
D.短期売買利益の返還制度と インサイダー取引規制はいずれも未公表情報の利用を要件とする点で同一の規制である
✗ 短期売買利益の返還制度は未公表情報の利用を要件としません。売買の時期(6か月以内)が要件であり、インサイダー規制とは異なります。