債券業務応用問題
外国債券(円建て以外)を保有する日本人投資家にとって、円高が進行した場合に生じる影響として最も適切なものはどれか。
A.円高が進行すると外貨建て資産の円換算価値が上昇するため、投資家にとって有利に働く。
✗ 円高は外貨の円換算価値を下げるため、外貨建て資産を持つ日本人投資家には不利(為替差損)に働きます。
B.為替リスクは発行体が負担するため、円高が進行しても日本人投資家の損益には影響しない。
✗ 外貨建て債券の為替リスクは投資家(円換算ベースで損益が変動)が負担します。発行体は外貨建てで返済するため影響が異なります。
C.円高が進行すると外貨建て債券の利回りが上昇し、クーポン収入が増加する。
✗ 円高が進行しても外貨建て債券の外貨ベースの利回りやクーポンは変わりません。円換算クーポン収入は減少します。
D.円高が進行すると外貨建て債券の円換算価値が下落し、為替差損が発生する可能性がある。← 正解
✓ 正解です。円高が進行すると外貨の円換算価値が低下し、外貨建て債券の円換算での価値が下落して為替差損が生じます。