工業簿記(費目別計算・個別原価計算)比較問題

製造間接費を配賦する際の「予定配賦」と「実際配賦」の違いとして、正しいものはどれか。

A.予定配賦は年1回のみ、実際配賦は毎月実施される
✗ 誤りです。予定配賦は毎月配賦することが多く、年1回と限定されません。実施時期による区分ではなく、配賦基準による区分です。
B.予定配賦は予定額を基準に配賦し、実際配賦は実績額を基準に配賦する← 正解
✓ 正解です。予定配賦は年初に設定した予定配賦率を使用し、実際配賦は実績の配賦額を事後に配賦します。予定配賦は月次的に、実際配賦は期末に行われます。
C.予定配賦は直接費のみ対象で、実際配賦は間接費のみ対象である
✗ 誤りです。予定配賦も実際配賦も、製造間接費(間接費)を対象とします。直接費は配賦の対象にはなりません。
D.予定配賦は原価計算用、実際配賦は税務申告用として使い分けられる
✗ 誤りです。両者とも原価計算上の手続きです。税務申告用として区分されるものではなく、配賦の適時性と精度の観点から選択されます。